機能性表示食品としても注目されているルイボスティーとは?

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忙しい生活を送っていて自炊するのが難しい、栄養をバランス良く摂るのが難しいと思っている人も多いかもしれません。それでも、少しでも健康に気を配るために機能性表示食品と書かれたものを選ぶようにしている人もいます。

機能性表示食品の中でも飲み物として注目されているルイボスティーについて、どんな健康効果があるのが説明していきたいと思います。

機能性表示食品とそのレビューを行うsrとは

機能性表示食品とは

機能性表示食品とは、事業者が科学的根拠を基に商品に特定の効果が期待できることを表示するものとして消費者庁に届けが出されている食品のことです。

効果が何回も行われる実験によって裏付けされています。健康に良い食品といえばトクホ(特定保健用食品)も思い浮かぶでしょう。機能性表示食品との違いはトクホの方がより厳しいルールを通過して消費者庁から認可を受けていることです。

機能性表示食品も消費者庁に届け出るという点は同じなのですが、トクホはその中でも消費者庁教官に認可されたもので、消費者庁が認可したマークを表示できるのですぐに見分けることができます。

機能性表示食品としても健康価値が注目されている「ルイボスティー」とは

健康に気をつけている人ならルイボスティーが健康にいいという情報を一度は耳にしたことがあるでしょう。ルイボスとはアフリカ原産のマメ科の植物で、その葉を乾燥させお茶として飲むものがルイボスティーです。この植物はアフリカ南部でしか栽培できない植物で、南アフリカでは100年以上前から日常的な飲み物として愛飲されてきました。

「奇跡のお茶」、「不老長寿のお茶」と呼ばれるほどで、その健康効果の高さから日本でも機能性表示食品としてルイボスティーが販売されるようになり、注目を集めています。健康に良いお茶ならば紅茶でも良いのでは?と感じるかもしれません。

確かに機能性表示食品として販売されている紅茶もあります。ルイボスティーと紅茶は香りや口当たりはよく似ていますが、原料が全く違うので味が違います。ルイボスティーの方が甘みが強く砂糖を入れなくても飲みやすいと感じる人が多いようです。

飲み物に砂糖が欠かせないという人は一度試してみると良いかもしれません。

ルイボスティーの健康効果

ルイボスティーはノンカフェインであり、栄養成分が豊富に含まれることがわかっています。例えば、ルイボスティーには抗酸化作用のある成分が多く含まれています。抗酸化作用にもいくつかの種類があり、その中でも「ポリフェノール」は善玉コレステロールを活性化させて、動脈硬化を防ぐのに役立つと言われています。

また、ポリフェノールにはアレルギーを緩和する効果も期待できることが研究により分かってきています。花粉症の改善に一時期「甜茶」が流行したのは、甜茶に含まれるポリフェノールがアレルギー緩和に有効だと考えられたからです。

抗酸化作用のある成分としては他にも、血管を強くしてくれる「ルチン」、美肌に効果があるとされている「アスパラチン」など、嬉しい成分がたくさんあります。ルイボスティーの他の嬉しい効果はダイエットを促進してくれるということです。

ダイエットへの効果としては「SOD」という成分が注目されています。SODとは活性炭素のことで、体の中に入ってくるばい菌や有毒な物質を取り除く働きをしてくれます。つまり、デトックス効果があるということです。

健康やダイエットには腸内環境を整えることが大事なので、体の中をきれいにすることが痩せやすい体作りにつながるようです。またノンカフェインなので、妊婦さんも飲みやすいお茶として人気が集まっています。ひとつだけ注意したいのはルイボスティーに含まれるポリフェノールです。

ポリフェノールを取りすぎるとおなかの赤ちゃんの血管が狭くなったり閉じたりする可能性があります。

ノンカフェインだからといって飲みすぎないよう気をつけましょう。妊娠後期、特に28週以降は注意が必要です。

スーパーでも買える機能性表示食品「ルイボスティー」

機能性表示食品として販売されているルイボスティーとして有名なのは伊藤園が販売している「ヘルシールイボスティー」です。

ペットボトル飲料として販売されているものと、ティーバッグとして販売されているものがあります。ルイボスの栄養成分に加え、難消化性デキストリンを加えることで健康価値を高めています。難消化性デキストリンとは、天然成分を用いて人工的に作られた食物繊維のことです。

食事から摂る脂肪の吸収を抑えて、中性脂肪の上昇を抑える効果があるとされています。外でも簡単に飲みたい時はペットボトル、家で飲むときはティーバッグを使うなど、状況によって使い分けると良いかもしれません。

ルイボスティーのおいしい飲み方

ルイボスティーは飲みやすいお茶ですが、毎日飲み続けているとたまには味を変えてみたくなるかもしれません。ルイボスティーはあまりくせのないお茶なのでアレンジ自在です。基本の飲み方とおすすめの飲み方をいくつかご紹介します。

#基本の飲み方ルイボスティーには水出しとお湯だしどちらでも淹れられるものが多いのですが、基本的にはお湯だしで飲むことをおおすすめします。体を温めると基礎代謝があがり、基礎代謝があがると免疫力が高まります。

免疫力が高いほうが体の機能もよく働くので健康効果を感じやすくなります。

#ミルクティーとしてストレートに飽きたらミルクを足して飲むのがおすすめです。ミルクを入れると味がまろやかになります。ルイボスティーを少し濃いめに煮出してミルクを多めに入れるとくせのないチャイのような感覚で飲むことができます。

ミルクがリラックス効果を増してくれるので就寝前にもおすすめできる飲み方です。#ジンジャーティーとして健康効果をより高めたいのであれば、すりおろしたしょうがを加えるのもおすすめです。体温が上がりやすくなりますし、風邪予防にもなるので冬に試したくなる飲み方です。

しょうがの独特な味が苦手な人は、はちみつをプラスしてみると少し飲みやすくなるかもしれません。#フルーツティーとしてお好みのドライフルーツを入れてみるとフルーツのすっきりした香りでさらに飲みやすくなります。

柑橘系がメジャーですが、ベリー系のドライフルーツも爽やかな香りでルイボスティーによく合います。

ルイボスティーは気軽に栄養を摂れる

健康は日々の積み重ねによって維持されるものです。少しの意識だけでも何年も先の健康に大きな違いが出ることがあります。日本でもルイボスティーは普及してきたので、スーパーやコンビニですぐに買うことができます。

外食が多い人は、機能性表示食品のルイボスティーを食後に飲むことを習慣にしてみるのはどうでしょうか。